新築ワンルームマンション投資が儲からない投資であることを明らかにしていくブログです
実際に投資してキャッシュフローを明らかにすることで、シミュレーションではなく実体験で証明していきます
今回は、繰り上げ返済してみたのでその様子について書いていきます
前提となる投資条件
まず現在保有している新築ワンルームマンションの情報についてまとめていきます。
- 場所 愛知県名古屋市千種区 千種駅徒歩2分
- 築年数2年(2024年現在)
- 家賃 59000円ほど
- 共益費 3000円
- 修繕積立金 7400円ほど
- 月々ローン返済額 57500円ほど
- 月々キャッシュフロー 1700円のマイナス
- ローン残債 1800万ほど
このような条件の新築ワンルームを保有しています。
今回はこの物件について繰り上げ返済をしたので、その経緯や考えていたこと、キャッシュフローの変化について書いていきます。
繰り上げ返済すると決めていたタイミング
もともと繰り上げ返済をしようと決めており、そのタイミングについてもあらかじめ決めていました
- 変動金利または短期プライムレートが上昇した時
- 妻に不動産投資していることが発覚した時
- 新たにローン(車や戸建)を組む時
1については、変動金利が上がると、月々のキャッシュフローが悪化していくためです。不動産投資よりも家庭の優先度が高いため、ワンルームマンション投資に資金を回している場合では無いという考えです。
2については、もともと新築ワンルームマンション投資を始めたのは独身の時でした。結婚してからも言わずに生活してきたため、急に1800万近くのローンを組んでいると分かると、離婚もちらつきそうな気がしたためです。
3については、すでにワンルームマンション投資でローンを組んでいるため、これから組めるローン額が減ってしまうためです。家族のためのローンよりも、問題だらけの新築ワンルームマンション投資を優先する理由はありませんから。
今回、繰り上げ返済した理由は1の変動金利が上昇したためです。
変動金利はどう決まっているのか
変動金利が上昇したため繰り上げ返済したのですが、そもそも変動金利が上昇したのは、日銀が利上げに踏み切ったからです。
今回細かいことは省略しますが、変動金利と政策金利は密接に関係しており、政策金利を0〜0.1%から0.25%に引き上げたため、結果的に変動金利が上昇しました。
詳しいことを知りたい方は
- 短期プライムレート
- 優遇幅
と言った単語を調べるとより理解できます。
実際のキャッシュフローの変化
実際のキャッシュフローの変化やローン残債について書いていきます。
まず繰り上げ返済額について、おおよそ1100万円繰り上げ返済しました。
繰り上げ返済によりローン残債は1800万ほどあったものが、700万まで減りました。
月々のキャッシュフローについては、繰り上げ返済前は1700円ほどの手出しがありましたが、繰り上げ返済により3万4千円手元に残ることになります。
固定資産税を差し引くと年間で約30万が手元に残ることになります。
これまでおおよそ1200万支出があったので利回りとしては2.5%程度になります。(30万/1200万)
営業の話なんて信じるな
2年ほど前に新築ワンルームを購入した際に、営業からは「金利は上がらない(可能性はとても低い)」みたいな話をされました。
結果的に見事に的中しませんでしたね。私自身は信用していませんでしたが。
このことからいかに新築ワンルームマンション投資の営業は適当なことを話しているかが分かると思います。
まとめ
今回は、繰り上げ返済をしたことについて書いてきました。
非常に難しい判断でしたが、キャッシュフローがプラスに転じたことで身が軽くなった気がします。
参考になれば。