あおぞら銀行への投資はやばい?なぜ急落した?株は買い?

投資

連日大幅安をしているあおぞら銀行についてまとめていきます

あおぞら銀行はどんな会社?

あおぞら銀行の概要

あおぞら銀行の概要は以下の通りです。

社名:株式会社あおぞら銀行
設立:1957年4月
代表取締役:谷川啓
本社:東京都千代田区区麹町6−1−1
拠点:国内20支店、海外3駐在員事務所
資本金:1,000億円
総資産:7兆7,593億円(2024年)
従業員数:2,494人(2024年)
上場証券取引所:東京証券取引所(プライム市場)
1957年に設立された当初は「日本不動産銀行」として設立されました。
1998年に一度経営破綻し、2001年に「あおぞら銀行」に変更されました。

あおぞら銀行の事業の特徴

あおぞら銀行の事業の特徴は以下の通りです。

  1. コンパクトな規模とグローバルな業務展開: コンパクトな規模で、グローバルな業務展開を行っている
  2. 高度な専門性: 不動産や事業再生ファイナンスなどの専門性の高い金融サービスを提供しています
  3. 環境ファイナンス: 再生可能エネルギー案件や脱炭素に向けた環境に配慮した取り組みを行っています
  4. デジタル化の促進: デジタル技術の進展

なぜあおぞら銀行の株価下落した?

あおぞら銀行の株価が急落した原因は以下の要因が挙げられています。

  1. 業績の下方修正: 2024年3月期の連結業績見通しを下方修正しました。通期の純損益は従来の240億円の黒字から280億円の赤字に転落する見通しです。 これは、米国オフィス向け不動産ノンリコースローンへの追加引当などが背景にあります。
  2. 配当の減額: あおぞら銀行は、今期の配当を78円減額し、年間配当金は前期比半減の76円となる予定です

ここ最近の株価急落で時価総額が3割ほど吹き飛びました。

主な株価下落の原因は、米国オフィス向け不動産の引当金を計上したためです。

米国オフィス向け不動産の引当金を計上したのは以下の理由です。

  1. 有価証券の売却損::海外金利の上昇に伴い、保有する欧米債や投資信託の価格が急落しました。外貨調達コストも増加し、有価証券の利回りを上回る逆ザヤに陥りました。このため、評価損を抱える有価証券を急いで売却し、2023年度下期に410億円の損失を計上しました
  2. 米国不動産向け融資の損失: アメリカのオフィス市場は、在宅勤務の普及により需要が低迷しています。あおぞら銀行は米国不動産向けの融資を行っており、物件価格の急落により、売却しても融資の回収が難しくなった案件が増加しています。このため、2023年9~12月期に324億円の貸倒引当金を計上しました

まとめ

今回はあおぞら銀行の株価が急落した原因についてまとめてきました。

参考になれば。

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