「投資のプロが実践!株で儲ける日経新聞の読み方」の要点まとめ

投資

「投資のプロが実践!株で儲ける日経新聞の読み方」を読んだので、個人的に覚えておきたい点をまとめていきます。

章ごとに個人的に本書籍で覚えておきたい点を書いていきます。

日経新聞だけで、株式投資に勝つ

なぜ日経新聞を読むことが大切か?当たり前の情報を得ることができ、市場は多数の人の思惑で動くため、多数の人が得られる情報が大切となるから。

日経新聞を読むことで、仮説を立てて仮説の通りなるか確認する(関連銘柄がどう動くか)。

新聞の読み方の一例

一面・なぜ1面にこの記事が来るのか考える。
・相場に強い影響を与えそうな記事が載る
・好材料には飛びつかない。
(寄り付きでその銘柄に殺到し、適度に上がったら利食う人が出る)
・関連銘柄は本命銘柄に遅れて上がる。関連銘柄は過去の事例から調べる
企業面企業統合は注視する
→買収される銘柄は株価が上がる
→業界下位の企業も買収される可能性から上がる可能性がある
政治面・変わります・義務に注目(最終的に誰が儲かるか)
・法制度の変更では、既存ビジネスが衰退し、新しいビジネスが起こる
国際面市場で起こったこと・法律や規制の改正に注目する
→日本にどのような影響があるか考える
社会面・不祥事に注目
・アイデアやデザインのパクリに注目
→人気のバロメーターとなる
新製品・新商品最近の流行を知る
テレビ欄ガイアの夜明け、カンブリア宮殿、がっちりマンデーなど
→好意的に取り上げられる
広告・週刊誌にある情報は大抵マイナス
・見開き広告(1回4000万)

1週間での運用機関の動き

  • 月曜日からトレーダーが動き出し、短期トレーダーは金曜日に手じまう。そのため金曜は特異的な値動きをすることがある。
  • 重要な情報は市場に影響を与えないため、金夜に発表されることがある。

年間の投資家の動き

日本の機関投資家3月9月は期末のため売って手じまいする。
そのため銘柄の動きが鈍くなる
5頭のクジラ
(日銀, 共済年金, かんぽ生命, ゆうちょ, GRIF)
資金の振分けの割合が決まっている。
例えば、日本株が下がったら日本株が買いまされる
外国人投資家6月12月は決算期、7~9月・12月はホリデーで動きが鈍い
その他9月は日経平均株価の採用銘柄の見直しがある。
・組入れ銘柄が分かると株価が上がり、入れ替え後に下がる
・外れた銘柄は安値が続くが、数か月後に値上がるかも(割安な事が多い)
イベント
(東京ゲームショウ、東京モーターショウ、国際家電見本市)
部品を供給するメーカーにも影響する

ネットは今や第2の新聞

投資に役立つ情報の情報源についてまとめました。

国の政策を調べる政府広報・内閣官房・首相官邸のHP
→民間企業から参加する経営者は自分の業界に有利な発言をするかも
→大型銘柄の経営者が参加し、中小企業の株価に影響がある
優良そうなサイト兜予報
日本証券新聞
ザイ・オンライン
トレーダーズウェブ
ヤフーファイナンス
みんなの株式
株式新聞web
all aboutマネー
IRフェア参加会社が自社を投資家に売り込むためにアピールする場所
・コストをかけて参加するので経営に余裕があるかも
・トップが出るからには良い話があるかも
・株を買ってほしいから割安と感じている

その他重要と感じた点

運用ノートをつけ、購入した理由を書く。理由が無くなったら売るタイミングとなる

本書を読んだ感想

デイトレーダーには有益だとは思う。しかし、本書で紹介されている事例を見ると、その日は上昇しても数日後には下落したり、ボックス相場が続いていた。

安易に本書を実践するのは手間の割にリターンが見合わないと感じた。

長期投資家にとっては、利益を出し続けられるか・事業に占める割合がどのくらいかが重要だと思う。

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました