今回は大河ドラマ「光る君へ」に登場する「藤原為時(ためとき)」について紹介していきます。
為時(ためとき)はどんな人物か?重要なポイントを紹介!
岸谷五朗さんが演じる「藤原為時」を理解するポイントを挙げていきます。
- 下級~中流階級の貴族
- 文才に恵まれた
- 紫式部の父
藤原為時は下流~中流階級の貴族
平安時代の藤原と聞いて真っ先に思い浮かぶのは「藤原道長」でしょう。
藤原為時は、「藤原道長」と同じ時代を生きた人物です。
権力を極めた藤原道長と同じ「藤原」性であるものの、藤原為時は下級~中級貴族でした
藤原為時は文才に恵まれた
藤原為時は下級貴族であるものの、文才に恵まれた人物です。
菅原道真の孫である菅原文時に師事し、漢文学・中国史などを学んだようです。
また為時が得ていた役職では、文官の人事・教育などを担当していました。
藤原為時は紫式部の父
藤原為時は後に源氏物語の作者となる「紫式部」の父でもあります。
大河ドラマ「光る君へ」では娘の紫式部に文学の素養を付けた人物として描かれます。
藤原為時は結局何をした人物?
藤原為時は下級貴族であったため、詳細については明確に残されていません。
ですが藤原為時の功績としては、のちに花山天皇となる「師貞(もろさだ)親王」の教育係を担当していたことが挙げられます。
ですが、のちに花山天皇は退位させられ、同時に為時も失職してします。
失職後、為時は得意の文才を用いて官職を得ることになります。
「光る君へ」で描かれるであろうストーリー
花山天皇の退位により失職した為時ですが、この経緯には「藤原道兼」が絡んでいます。
「藤原道兼」については以下の記事で紹介しています。
https://tsuredure-nogi-blog.com/hikarukimihe-hujiwaramitikena/
実は、藤原道兼は「光る君へ」では紫式部の母をあやめた人物として描かれています。
つまり紫式部にとって藤原道兼は、「母をあやめた宿敵」+「父が失職した張本人」として大河ドラマでストーリが展開されるでしょう。
まとめ
今回は大河ドラマ「光る君へ」に登場する藤原為時についてまとめてきました。
大河ドラマを理解する参考になれば。
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